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歌詞

Lyrics

蛇蠕くは畏憚の怨ぞ

作詞:八雲龍助

作曲:八雲龍助

幼子達(おさなごたち)は

邪(じゃ)の道(みち)を知らぬ儘(まま)

児戯(じぎ)の心(こころ)で

蛇(じゃ)の首(くび)を討(う)たんとす

 

老成(ねぶ)の男(おとこ)は 其(そ)の姿(すがた)見(み)て

恐(おそ)れをなし 逃(に)げ去(い)ぬ

 

禍(まが)は無垢(むく) 逃(の)がす

悪念(あくねん)を持(も)たぬ者達(ものたち)は

幾度(いくたび)藪(やぶ)を突(つ)けども

蛇(じゃ)の道(みち) 現(あらわ)れぬ

 

禍(まが)は畏怖(いふ) 捉(とら)う

茅草(かやくさ)に潜(ひそ)む千代(ちよ)の念(ねん)

這(は)いずり隙(すき)を伺(うかが)う

蛇(じゃ)の道(みち) 垂(た)る 鮮花(せんか)

 

禍根(かこん)は痼(しこ)り

畝(うね)り出(だ)した蛇(じゃ)の目(め)は

月(つき)の光(ひかり)に

赫焉(かくえん)として煌(ひか)る

 

殊更(ことさら)に殺(と)り 捨(す)て置(お)きしかば

其(そ)の夜(よる)来(きた)る

恐(おそ)るる心 応(おう)じ忍(しの)びては

仇(あだ)報(むく)いてん

 

 

禍(まが)は無垢(むく) 逃(の)がす

悪念(あくねん)を持(も)たぬ者達(ものたち)は

幾度(いくたび)藪(やぶ)を突(つ)けども

蛇(じゃ)の道(みち) 現(あらわ)れぬ

 

禍(まが)は畏怖(いふ) 捉(とら)う

蚊帳(かや)を廻(めぐ)るのは千代(ちよ)の念(ねん)

這(は)いずり隙(すき)を伺(うかが)う

蛇(じゃ)の道(みち) 垂(た)る 鮮花(せんか)

 

灯籠(とうろう) 映(うつ)す影(かげ)

今(いま)忍(しの)び 仇(あだ)報(むく)いてん

 

禍(まが)は無垢(むく) 逃(の)がす

悪念(あくねん)を持(も)たぬ者達(ものたち)は

幾度(いくたび)藪(やぶ)を突(つ)けども

蛇(じゃ)の道(みち) 現(あらわ)れぬ

 

禍(まが)は畏怖(いふ) 捉(とら)う

蚊帳(かや)を廻(めぐ)るのは千代(ちよ)の念(ねん)

這(は)いずり隙(すき)を押(お)し掛(か)く

蛇(じゃ)の道(みち) 垂(た)る 鮮花(せんか) 舞(ま)う

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