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東雲の天

作詞：八雲龍助

作曲：八雲龍助・終夜璃緒

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冥(くら)き御空(みそら)　幽(かす)か響(ひび)く聲(こえ)は

暮(く)れ惑(まど)いし時代(とき)に深(ふか)く沈(しず)む

 

儚(はかな)き人世(ひとよ)の

徒花(あだばな)にも似(に)た宿命(さだめ)

然(さ)れど堅(かた)く糾(あざな)えば

宵(よい)を穿(うが)つ節(ふし)と為(な)らん

 

仮令(たとえ) 時勢(とき)に呑(の)まれ

此(こ)の身(み)が朽(く)ち逝(ゆ)こうとも

断崖(きりぎし)の如(ごと)き此(こ)の道(みち)を

影(かげ)すら遺(のこ)さず征(ゆ)く

 

地(ち)を駆(か)け征(ゆ)く　然(そ)う　神風(かみかぜ)の如(ごと)く

彼(か)の最果(さいは)ての征野(せいや)は　始(はじま)りを唱(うた)う

 

詠(うた)うは浮世(うきよ)の

無明(むみょう)の眠(ねむ)り　彷徨(さまよ)い

流転(るてん)の夢(ゆめ)と嘆(なげ)かず

不撓(ふとう)　不抜(ふばつ)　時分(じぶん)と知(し)れ

 

仮令(たとえ) 時勢(とき)に呑(の)まれ

此(こ)の身(み)が朽(く)ち逝(ゆ)こうとも

断崖(きりぎし)の如(ごと)き此(こ)の道(みち)を

影(かげ)すら遺(のこ)さず征(ゆ)く

 

志(こころ)の熱(いき)れ吹(ふ)き

隘路(あいろ)切(き)り拓(ひら)き征(ゆ)かん

未(ま)だ見(み)ぬ東雲(しののめ)の陽(ひ)の光(ひかり)

此(こ)の眼(め)に映(うつ)す迄(まで)

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