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泡沫の天

作詞：八雲龍助

作曲：八雲龍助・終夜璃緒

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無明(むみょう)の眠(ねむ)り　迷(まよ)い　心(こころ)萎(しな)う

昏(くら)き空(そら)は止水(しすい)の眼(まなこ)を従(したが)える

 

月明(つきあ)かり侵(おか)し往(ゆ)く朧雲(おぼろぐも)は

此(こ)の手(て)に潜(ひそ)む灯(ひ)さえ黒(くろ)へ変(か)え往(ゆ)く

 

嗚呼(ああ)　番(つが)う運命(さだめ)　

徒(いたずら)に縺(もつ)れ合(あ)う

嗚呼(ああ)　揺(ゆ)れる想(おも)い

雲霧(くもきり)と為(な)り廻(めぐ)る

 

天地(あめつち)に谺(こだま)する

其(そ)の聲(こえ)は円(えん)を描(えが)く

仰(あお)ぎ見(み)た無天(むてん)の空(そら)

狂(くる)おしく　あな怨(うら)めしく

 

無明(むみょう)の眠(ねむ)り　惑(まど)い　心(こころ)窶(やつ)す

泡沫(うたかた)の夢(ゆめ)願(ねが)い　否(いな)　天(そら)嗤(わら)う

 

非情(ひじょう)の運命(さだめ)は

篠突(しのづ)きの如(ごと)くに

諍(あらが)えぬ修羅(しゅら)の道(みち)

叫(さけ)ぼうとも岐路(きろ)は断(た)たれ

 

天地(あめつち)に谺(こだま)する

其(そ)の聲(こえ)は円(えん)を描(えが)く

仰(あお)ぎ見(み)た無天(むてん)の空(そら)

狂(くる)おしく　いと美(うつ)くしく

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