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歌詞

Lyrics

作詞:八雲龍助

作曲:八雲龍助

碧(あお)き 瞳(め)に 映(うつ)る
絡(から)み合(あ)う 闇(やみ)の帳(とばり)
忌(い)み子(ご)とし 疎(うと)まれ
漂(ただよ)い 生(い)き長(なが)らえた

悍(おぞ)ましき 謀(たばか)り
命(いのち)を 軽(かろ)まれ
偽(いつ)りの 愛(あい)さえ 在(あ)れば
此(こ)の 身(み)には 余(あま)る

差(さ)し伸(の)ぶ 手(て)を 断(た)ち
蔑(なみ)し 踏(ふ)み躙(にじ)くられた
果(は)て無(な)く 続(つづ)く夜(よる)
孤月(こげつ)を 赫(あか)く 染(そ)め行(ゆ)く
浅(あさ)き夢(ゆめ) 見(み)じ
闇(やみ)の淵(ふち) 灯(とも)る
怨嗟(えんさ)の 燈(ともしび)

闇路(やみじ) 往(ゆ)く 
斯(か)かる 末路(まつろ)は 正(まさ)に 鬼(おに)ぞ
息差(いきざし)は 色(いろ)を 無(な)くし
滾(たぎ)つ瀬(せ)に 揺蕩(たゆた)う

無愧(むぎ)の 舞(まい)
御前(おまえ)が 私(わたし)を 誹(そし)るか
偽(いつわ)りの 泪(なみだ)は 要(い)らぬ
其(そ)の御目(おめ)に 獄(ごく)を沃(い)る

紅(あけ)に 染(そ)むる 水無川(みなしがわ)
血(ち)の 雨(あめ)に 濡(そぼ)つ
朱(あけ)の 絹(きぬ)を 纏(まと)い
鬼(おに)の 面(つら)を 拵(こしら)えて
仇(あだ)す 一太刀(ひとたち)
愛()あいを 知(し)る間(ま)も 無(な)く
獄(ごく)に 融(と)け 見下(みさ)ぐ

立(た)ち籠(こ)める 霞(かすみ)
闇(やみ)に 染(そ)まり
振(ふ)り返(かえ)りみても
渾(すべ)ては 疾(と)うに 失(う)せた

止(と)めどなく 溢(あふ)れ落(お)ちる
怨(えん)ずる 雫(しずく)よ
奈落(ならく)の 檻(おり)の 底(そこ)
其(そ)の罪(つみ)を 悔(く)いて死(し)ぬか
足掻(あが)いて 死(し)ぬか
何(なに)も彼(か)も 赦(ゆる)されぬ
罪(つみ)を 抱(だ)き 散(ち)れよ

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